


第1回
きのことこんにゃく、厚揚げの炒め煮
以前、雑誌の企画でとあるお寺を訪問しました。撮影や取材はお昼前に終わり、おいとましようかと思っていたら、お寺のかたからお昼ご飯の誘いをうけました。
恥ずかしい話ですが、取材中どこからともなく、おだしで何かをぐつぐつ煮ているとおぼしき香りが漂ってきて、お腹が鳴っていました。
もちろん、我々スタッフは喜んで御膳につきました。
そのときの献立でいまでもよく憶えているのが、きのこ、こんにゃく、厚揚げの煮物です。
きのこもこんにゃくもおいしかったのですが、なんといっても肝は厚揚げでした。味のしみた厚揚げを、はふはふと頬張りながら、ごはんを一口、また一口。同行していたカメラマンは「これがあれば、何杯でもごはんが食べられそう!」と漏らし、実際におかわりしていました。
食事をいただきながら、お寺のお母さんに作り方を教わりました。そのときのメモはもう手元にないので、記憶を頼りに再現してみました。
毎回、頼りない記憶で料理を紹介するわけにもいきません。次回以降は、お寺のお母さんが登場して、料理を教えてくださいます。
きっと心にも身体にもやさしいレシピです。お楽しみに。
【材料・2人分】
しめじ…1/2パック
えのき茸…1/2パック
しいたけ…2枚
厚揚げ…小1枚
こんにゃく…小1/2枚
サラダ油…適量
A
だし汁…1カップ
みりん…大さじ1
酒…大さじ1
醤油…大さじ1
味唐辛子(好みで)
1
厚揚げは熱湯にくぐらせて油抜きする。こんにゃくは裏表に5ミリ幅の隠し包丁を入れてから一口大に切る。しめじは石づきを取りバラバラに、えのき茸は石づきを取って半分の長さに切る。しいたけは軸と石づきを取り、1/4のそぎ切りにする。
2
鍋にサラダ油を敷き、しめじ、えのき茸、しいたけ、こんにゃくを入れて炒める。
3
きのこ類がしんなりしてきたら、厚揚げを加えてさらに炒める。
4
厚揚げに油が回ったらAを加え、弱火で5分ほど煮ればできあがり。
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